教員辞めたら幸せ?後悔?退職して専業主婦になった私の体験談!
こんにちは!
私は公立高校英語教師を10年経験したのち子育てを理由に退職した現専業主婦のぴょんです。
本日は実際に退職して、ぶっちゃけ幸せなのか、後悔することはあるのかについて書いていきたいと思います。
2024年3月、教職と子育ての両立に悩み、退職。
現在は専業主婦。
教員を退職した経験についてや、小1娘の日々の子育ての色々での気づきをつづります。
読者の方にとって有益な情報となるようにわかりやすくまとめていきたいと思います!
実際教員を辞めた人ってどんな気持ちなんだろう?
幸せかな?それとも後悔しているのかな?
正直、人それぞれだね。
私の場合どうだったかについてまとめていくよ。
この記事を読むと
- 教員を辞めた人はどのように感じているのか
- 幸せな理由
- 後悔している理由
- 退職する前に考えておいた方がよいこと
がわかります。
退職を1度でも検討したことがある人は、辞めた人がどう感じているのか?を自分の決断の参考にしてみてくださいね。
教員を辞めたら幸せな理由4選!
私の場合、教員を辞めて「良かった」という気持ちが大きいです。
4つの理由を説明したいと思います。
子ども・家族との時間が増える
私が辞めたきっかけの大きなポイントが、教員の仕事と子育てとの両立が難しかったことでした。
教員をしていると、子どもと関わる時間は、当然のことながら制限されてきます。
朝は子供より早く出勤、帰ってからはご飯・お風呂・寝かしつけとバタバタな時間を過ごす。
このような毎日で、なかなか子どもと向き合う時間をたっぷりととることができませんでした。
しかし、今は、おやつを食べながら、子どもの話をゆっくり聞く時間を取れています。
なにより、「いってらっしゃい」と「おかえり」を言ってあげられる幸せを感じています。
精神的余裕が生まれる
教員をしていた当時は、常に学校のことで頭がいっぱいでした。
「明日の授業の準備をしなきゃ。」
家にいても常に考えていて寝かしつけが終わったら、そこから持ち帰り仕事をしたりしていました。
なんだかいつも休まらない気持ちで、休日も次の週の仕事を考えるとやらなくてはいけないことが浮かんできて…。
そんな日々の繰り返しに嫌気がさし退職。
今では、そのようなこともなくなり、心が軽くなりました。
自然と、子どもと笑顔で接することができる時間が増えたような気がします。
健康に過ごすことができる
精神的な余裕ともつながる点ですが、教員の仕事は本当に時間の際限なく続くことが多く、私の場合持ち帰り仕事も多かったです。
結果的に、寝不足な日々が続くことが多くありました。
また、お昼もしっかりと落ち着いて食べる時間がなく、コンビニのお弁当や菓子パン等を食べることも多くあり、体に悪い生活をしていました。
時間的な余裕がある今、しっかりと睡眠を取ったり、食事も栄養に気を遣って自炊をしたり、健康的で丁寧な暮らしができていると感じます。
自由に好きなことをできる
決められた時間で動く必要がなく、毎日自分のスケジュールで動くことができる!というのが本当に幸せです。
子どもとの時間を大切にしたり、家事を丁寧に行ったり、また、自分がやってみたいなと思うことを新しく学んだり。
(いつまでも好きなことだけというわけにはいかず、これから生活のための収入が得られることを探すことも必要となってきますが・・・^^;)
自由に時間を使えることで、自分が本当にやりたいことは何か?
について自分と向き合う時間もしっかり取れると思います。
人生1回だけなので、悔いのないようにしたいですね!
教員を辞めたら後悔した理由3選!
後悔よりも、良かったという思いが大きいですが、公立教員を退職することのデメリットや、退職したことで失ったものはいくつかあります。
安定した収入がなくなる
教員の仕事は、ある程度高い水準の給与が保証されています。
退職時には、月30万、ボーナス年間100万以上のお給料をいただいていました。
それがゼロになるというのは本当に大きな損失です。
特に公立教員(公務員)は年功序列で昇給していくため、働き続ければ安定した収入を得ることができます。
結果的に、教員を退職した場合、生活水準は下げざるを得ない状況になります。
この点は間違いなく1番のデメリットだと思います。
社会的信用が下がる
教員は一般的に社会的信用が高い職業と言われています。
とくに公立だと「公務員」という立場となり、住宅ローンやクレジットカードの契約が通りやすいといったメリットがあります。
公務員でなくなることは、そうしたメリットも手放すことになるのは事実です。
今の社会、公務員でも何が起こるかわからないですが、将来の不安要素は大きくなるかもしれません。
社会とのつながりが薄くなる
教員という仕事は常に、子どもたち、保護者、同僚など多くの人とコミュニケーションをとることが不可欠です。
教員を辞めると(どんな仕事を退職しても同じだと思いますが)こうした関わりがなくなり、結果として、社会とのつながりが薄くなったと感じるかもしれません。
大変な職業でしたが、生徒と話したり、同僚とコミュニケーションをとったりする時間はかけがえのないものだったなと感じます。
教員を辞めて後悔しないためにやるべきこと
教員を辞める目的をはっきりさせる
なぜ辞めるのかをよく考えておくのは大事だと思います。
私の場合は、子育てに専念したいという思いがあったので、転職や非常勤などの道ではなく、退職を決意しました。
辞めたい理由によっては、勤務先が変われば解消されるケースもあるかもしれません。
その場合は、異動を強く希望したり、管理職に相談したり、とるべき手段がかわるはずです。
目的をはっきりさせ、本当に辞めることが最善策なのか考えるようにしましょう。
貯金する
退職後、ある程度の期間は生活をしていけるだけのお金を確保しておきましょう。
というのも、公立教員は雇用保険に入っていないため、退職手当は出ても、失業保険は出ません。
ですので、退職してから次の職などの収入源を見つけるまで生活できる費用があるかどうか確認して、貯金をしておきましょう。
情報収集する
退職後、どんな選択肢があるか、情報収集をしてイメージしておきましょう。
選択肢のいくつかの例として、
- 転職
- フリーランス
- 非常勤
- 非常勤✖️副業
などがあげられると思います。
どの選択肢が自分に合っているか、やりたいと思えることか、検討しておくといいでしょう。
教員辞めて後悔?幸せ?のまとめ
今回は教員を辞めて幸せな理由、後悔した理由をそれぞれまとめました。
幸せな理由は、
- 子どもとの時間がとれる
- 心の余裕が生まれる
- 健康に過ごすことができる
- 自由にやりたいことをできる
後悔した理由は、
- 収入が減る
- 社会的信用がなくなる
- 社会とのつながりが薄れる
です。
総合的にメリットデメリットも加味した上で、私自身は辞めて良かったと感じています。
ですが、本当に人それぞれ状況は違いますので、よく考えた上で、自分が良かったと思える選択ができたらと思います!