対岸の家事最終回のネタバレと感想!それぞれの家族が選ぶ道!

火曜22:00〜のTBSドラマ
「対岸の家事〜これが、私の生きる道!〜」
毎回泣けると話題の多部未華子主演ドラマ「対岸の家事〜これが、私の生きる道!〜」がついに最終回!
私自身、ワーママから専業主婦になった身として、さまざまな場面で共感できる部分の連続です。
6/3放送の最終回を実際に視聴してみての感想をまとめたいと思います。
あらすじと感想にはネタバレも含みますので注意してください!
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対岸の家事最終回のあらすじ
詩穂(多部未華子)は、シングルマザーのはるか(織田梨沙)と出会ったことで、自分が父・純也(緒形直人)に抱いていた怒りの感情と向き合うようになる。
「男は仕事、女は家事」という価値観に縛られていたのではと気づき、虎朗(一ノ瀬ワタル)にその思いを告白。
父に会いに行くことを決める。
一方、中谷(ディーン・フジオカ)は母・理恵(長野里美)から謝罪を受け、複雑な思いを抱える。
そして引っ越しが迫る礼子(江口のりこ)は、同僚の今井の一言に揺れ動く。
詩穂は送別会を企画し、家族たちが集まる場が実現する。
『対岸の家事』最終回ネタバレありの感想
詩穂、父との再会で心のわだかまりに向き合う
長年疎遠だった父のもとを訪ねた詩穂。
かつて家事を押し付けられてきた過去を許せずにいたが、父が「悪かった」と素直に謝る姿に少しずつ心がほぐれる。
詩穂の留守中に家事の大変さを実感した父の言葉が胸を打つ。
そこに迎えに来た虎朗と苺が現れ、苺に「おじいちゃんだよ」と紹介する場面は感動的で、虎朗の涙に思わずもらい泣きしそうになる。

虎朗がいつもいい味を出していて涙を誘いました;;
達也、母との関係に自分なりの答えを出す
突然訪ねてきた母に戸惑う中谷。
かつて自分に手をあげた母から「許してほしい」と謝られ、苦しみを抱えていたのは母も同じだったのかもしれないと気づく。
葛藤の末、中谷が出した答えは「会いたいと思える日まで待っていてほしい」という静かな決断。
過去と向き合いながらも、自分のペースで関係を見つめ直そうとする姿が印象的でした!

すぐに許せないのも納得。
でも一歩前に進めたのはよかった!
家族3人で写真撮影、穏やかな幸せの瞬間
結婚式を挙げていなかった詩穂と虎朗は、苺とともに写真館で記念撮影を行う。
3人で衣装を着て笑顔を交わす姿は、これまでのすれ違いや苦悩を乗り越えてきた家族の温もりそのもの。
穏やかでやさしい空気が流れる、心がほっこりするシーンとなった。

なぜ中谷夫婦が写真撮影に詳しかったのか…?
それにしてもラプンツェル風の苺ちゃんがかわいい!
七夕パーティで交わされる温かな絆
礼子の送別会を兼ねて開かれた七夕パーティには、詩穂や中谷の家族に加え、白山はるかや昌子さんなど多くの人が集まる。
それぞれの事情を抱えながらも、大切な人たちと同じ場所で過ごせることに、詩穂は「幸せ」を実感。
笑顔があふれ、温かい空気に包まれた時間だった。

なぜ中谷夫婦が写真撮影に詳しかったのか…?
それにしてもラプンツェル風の苺ちゃんがかわいい!
礼子と量平、それぞれが出した新たな道
パーティの最中、礼子は「やっぱり会社辞めるのやめた」と突然の発表。
さらには夫・量平も転職を決意し、しばらくは家事を担当するという。
そんな量平に達也が“主夫の先輩”としてアドバイスを送るシーンも微笑ましい。
それぞれが自分の人生に責任を持ち、選び取った新しい道が描かれた。

白山さんよく来れるな…と思いましたが^^;
最終回最大のサプライズが!
対岸に手を差しのべるという想い
家事で燃え尽きそうになっている“対岸”の誰かに、自分から橋をかけたい。
そんな詩穂の優しい言葉で物語は幕を閉じる。
自分の役割に縛られすぎず、他者と支え合うことの大切さに気づいた詩穂の成長と、前向きな姿勢が胸を打つラストだった。

色々な立場の人、全員に見て欲しい、最高のドラマでした!
対岸の家事最終回のネタバレあり感想のまとめ
ドラマ『対岸の家事』は、家族ごとの家事をめぐる葛藤を丁寧に描きながら、「こうあるべき」という固定観念を静かに問い直す作品でした。
シングルマザー、主夫、共働き、親との確執など、家庭の形はさまざまですが、どの家族も悩みながら、自分たちにとっての“ちょうどいい”を探していたのが印象的です。
家事を軽視する考え方が時代遅れであること、そして主婦(主夫)になる・ならないも、それぞれの自由であるというメッセージが静かに込められていました。
あえて一つの理想像を押し付けることなく、多様な価値観に光を当てたことが、このドラマが多くの人の共感を呼んだ理由ではないでしょうか。
最終回の詩穂の「対岸に橋をかける」という言葉のように、他者とつながり支え合う温かさが心に残る作品でした!
早くも対岸の家事ロスになってます!



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