対岸の家事7話のネタバレと感想!坂上さんの認知症とそれぞれの家族の形。

火曜22:00〜のTBSドラマ
「対岸の家事〜これが、私の生きる道!〜」
毎回泣けると話題の多部未華子主演ドラマ「対岸の家事〜これが、私の生きる道!〜」
5/13放送の第7話を実際に視聴してみての感想をまとめたいと思います。
あらすじと感想にはネタバレも含みますので注意してください!
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対岸の家事7話のあらすじ
詩穂(多部未華子)がいつものように坂上(田中美佐子)の家を訪れると、未開封の醤油が何本もあるのを見て違和感を覚える。
さらにスーパーで坂上が万引き騒動に巻き込まれる場面に遭遇し、認知症の兆候を疑い始める詩穂と中谷(ディーン・フジオカ)。
そこに坂上の娘・里美(三村里江)が現れ、他人の介入を拒むも、詩穂はなおも気にかけ続ける。
一方、夫・量平(川西賢志郎)の転勤が決まった礼子(江口のりこ)は、キャリアと家庭の両立に悩み、今後の暮らし方に思いを巡らせる。
登場人物たちがそれぞれの「家族の形」と向き合い始める回。
『対岸の家事』第7話ネタバレありの感想
坂上さんの異変と認知症の兆候
坂上さんの家を訪れた詩穂は、同じ醤油が何本も棚に並んでいるのを見て驚く。
以前も「間違えて買った」と話していたのに、さらに増えていたことで、詩穂は坂上さんの認知機能に違和感を抱くように。
些細なミスが重なり、不安を感じ始めた詩穂は、坂上さんに何か起きているのではと気にかけるようになる。

親の認知症や介護は多くの人にとって身近な問題になっていますよね。
万引き疑惑と坂上さんの不安定な様子
ある日スーパーで、万引きを疑われている坂上さんに詩穂と中谷が偶然出くわす。
声を荒げて否定する坂上さんの様子はどこか不安定で、詩穂たちは彼女を自宅まで送り届ける。
話している内容が同じことの繰り返しで、感情の起伏も激しく、認知症の初期症状ではないかと心配になる詩穂と中谷。
しかし、娘の里美は介入を拒み、詩穂に距離を置くよう迫る。

いつも冷静な中谷さん。
夜泣きと中谷の心の葛藤
中谷は佳恋(五十嵐美桜)の夜泣きに悩みながらも、妻・樹里(島袋寛子)との関係にも不安を抱えている。
周りが手を差し伸べようとするも、「大丈夫です」と全てを抱え込んでしまう中谷。
育児も家庭も、自分の中でなんとかしようとするが限界を感じつつある彼の姿が、静かに描かれている。

関係ないけど、中谷さんのしほに対する成城石井マウントがすごかった。
優しさが重荷に?詩穂の葛藤
何度も坂上さんの家を訪ね、食事を届ける詩穂だが、あまり歓迎されていない空気を感じるようになる。
それを聞いた中谷は、「自分の気持ち良さのために他人を利用するのはやめた方がいい」と忠告。
坂上さん自身も「家族の今は今しかない」と語り、詩穂に家庭を優先してほしいと伝える。

詩穂はとにかく優しいけれど…
坂上さんの失踪と再会
ある日突然、坂上さんが姿を消してしまう。
詩穂は里美と共に必死に捜索し、道で紫陽花を見つめる坂上さんを発見する。
「いなくなりたかった」と涙をこぼす坂上さんの姿に、詩穂も胸を締めつけられる。
心の限界に達した坂上さんの言葉から、これまでの不安や孤独が浮き彫りになった。

誰にも迷惑をかけたくないという坂上さんの気持ちが伝わる。
紫陽花と2人のつながり
詩穂が育児に悩み苦しかった日々、紫陽花の咲く場所で出会ったのが坂上さんだった。
「紫陽花って主婦みたい。陽の当たらないところでじっと誰かのために家事をする。」
「いつか笑える日が来るから大丈夫よ」
と語りかけてくれた言葉に、詩穂は救われた。
そんな坂上さんを今度は自分が支えたい。
紫陽花のように、静かに寄り添える存在になりたいと思うようになった詩穂の心の変化が丁寧に描かれている。

紫陽花は2人をつなぐ大事なものだったんだね。
坂上さんの今後と家族の決意
診断の結果、坂上さんは初期の認知症だった。
誰にも迷惑をかけたくないと話す坂上さんに、娘の里美は「お母さんの今を大切にしたい」と寄り添う決意を固める。
薬物療法に加え、デイサービスの利用や植物の世話など、生活にメリハリを持たせていくことに。
家族として支えていく覚悟が、穏やかに描かれた。

三村里江さんの演技が素晴らしかったと話題。
礼子の決断と家族のかたち
鹿児島への転勤が決まり、単身赴任を考える夫に対し、「勝手に決めないで」と礼子は反発。
これまで家庭と仕事の両立に悩み続けてきた礼子だが、「家族の今は今しかない」という言葉に背中を押され、夫と共に引っ越し、専業主婦になることを決断する。
家族のかたちに正解はないからこそ、今を大切にしたいという想いがにじむ。

まさかの礼子さんが専業主婦に!?
ポストに手紙…不穏な女性の存在
今回も登場した、詩穂の家のポストに不穏な手紙を投函する謎の女性。
何かを訴えるような様子だが、まだその正体や目的は明かされていない。
物語の伏線として、今後どう関わってくるのかが気になるところ。

なかなか正体が明らかにならない…!
対岸の家事7話のネタバレあり感想のまとめ
第7話では、坂上さんの認知症の兆候と向き合う詩穂の葛藤、そして「家族の今を大切にする」というテーマが描かれました。
認知症という重いテーマを扱いながらも、紫陽花を通して繋がる詩穂と坂上さんの絆が感動的でした。
中谷や礼子など、それぞれのキャラクターも家族や自分の在り方を模索しており、視聴者から泣けた…と話題。
不穏な手紙の伏線も気になる展開で、次回も見逃せません!




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