こまったさんとわかったさんの違いは?どっちが先かや対象年齢も紹介!
2024年9月5日、わかったさんのあたらしいおかしシリーズとして、33年ぶりの新作「わかったさんのスイートポテト」(寺村輝夫原案 永井郁子作絵 あかね書房)が刊行されました。
「わかったさん懐かしい!」
「こまったさんもあったよな〜。」
と昔を思い出す人も多いのでは?
私が小学生のころにもお馴染みで人気の児童書でした!
そして、現在小1の我が娘も「こまったさん」「わかったさん」シリーズが大好きです。
時を越えて、娘と同じ本を楽しめるなんてなんだか嬉しいです。
時代が変わっても、その面白さは変わらず、子供達のハートをつかむ児童書ですね。
今回は「こまったさん」と「わかったさん」の違いについてまとめます!
こまったさんとわかったさんの違いは?どっちが先?
初めて出版された時期
こまったさんの初版「こまったさんのスパゲティ」が出たのは1982年。
なんと40年以上も愛され続けています。
わかったさんの1作目「わかったさんのクッキー」が出版されたのは1987年でした。
こまったさんが5年先に出版されたんだね!
扱うテーマ・絵の違い
一言で言うと、こまったさんは食事系の料理、わかったさんはデザート系の料理がテーマ・タイトルになっています。
また働いている場所も、こまったさんは花屋で、わかったさんはクリーニング屋と微妙に違っています。
絵のテイストは似ていますが、こまったさんは岡本颯子さん、わかったさんは永井郁子さんが描いています。
こまったさんとわかったさんの対象年齢は?
「こまったさん」と「わかったさん」の対象年齢は小学校低学年となっています。
毎ページに絵が書いてあり、適度に文章もあります。
1冊79ページほどの構成になっています。
絵本を卒業して初めての児童書というイメージかと思います。
私の娘も、字が読めるようになって、年長くらいからこのシリーズを読み始めました。
年長さん、小学校1、2年生くらいのお子さんへのプレゼントにもおすすめです!
小1の我が子も大好き!年長から読み始めました!
「こまったさん」と「わかったさん」の魅力は?
ファンタジー調のストーリー
「こまったさん」「わかったさん」シリーズのはまるポイントはなんといっても、ファンタジー要素を含んだオリジナリティあふれるストーリー。
とつぜん知らない土地に迷い込んだり、知っている人が動物になっていたり。
大人が冷静に読むとなんだこれは!と思ってしまうへんてこりんなおはなしです。
でも、これがこどもがはまるポイントなんでしょうね。
独特で、大人でもクセになる本です。
奇想天外な物語をワクワクしながら読み進めることができます。
また、レシピが歌のようなリズムで紹介され、だんだんとクセになってきます。
ファンタジー物語の入り口になる一冊かもしれません。
読むと料理が好きになる
「こまったさん」「わかったさん」に出てくる料理はどれも本当においしそう!
読んでいると本当に作りたくなってしまいます。
紹介されている作り方も本格的で、注意するポイントなどもしっかり書かれています。
本を読んで、「今度本当に作ってみよう」などと、子どもを料理に誘ってみてもいいですね。
こまったさんとわかったさんの違いや魅力のまとめ
食事系・デザート系に分かれた2つのシリーズ。
ファンタジー要素が満載で子どもがワクワクしながら読めるロングセラー児童書。
料理のコツも本格的な内容がつまっていて、実際に料理をするきっかけにもなる素敵なシリーズです。
新刊「わかったさんのスイートポテト」の出版を機に、再び「わかったさん」「こまったさん」シリーズの世界観を味わってみてはいかがでしょう!
スイートポテトがテーマなので、秋のプレゼントにもぴったりです!